想定外に強かった日経平均である。
ボリンジャーバンドは収束の動きに入っていることから、月末辺りにどちらかに抜けるという前提で考えて貰いたい。
週足+2σは17,300円、-2σは15,850円と1,500円の幅まで狭まっている。
月足-1σは16,656円にあり、先週の火曜日の高値16,814円、金曜日の高値16,804円はこの値を抜けたものの、安値引けとなり終値ベースで維持できなった。
つまり、長期トレンドとしては未だに弱いままである。
そこで今週はSQ明けの強気の週であるが、現値16,412円はSQ値16,845円を大きく下回っているため、強気にはなれない。
今月強気に転換するには、早い段階でのSQ値回復が必要であり、そうでなければ下値模索の展開になるだろう。
ただ、下値も限られていることから、上値の重い展開が続くと考えられる。
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