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日経平均17,767.3
TOPIX1,457.9
騰落レシオ68.8%
RSI15.1%
乖離率△4.68%
売買指数△348


福山ショック以来の買い場到来である。

今朝、林野の師匠が作ったLINEのグループに、メッセージが流れた。


「買い場到来!まだ下がる余地あるから、ゆっくり入れて行こう!」


しかし、波乗りをしていない林野にとっては、このメッセージも宝の持ち腐れであった。



人気になる前に静かに買うのが、林野の投資法である。

これまでは、時折吹き上げる銘柄を中心にやって来ていた。

しかし先日の飲み会で、2351ASJの話をしてから、2351ASJの動きがおかしくなった。

『誰かが遊んでいるのかな』と思いつつ、このやり方にはやはり限界が近いとも感じていた矢先であった。

資金力がある投資家が入ってくると、途端に通用しなくなる。

また、資金量が増えると、同じように相場を作ら無いといけない。

しかし、相場を作ることは、師匠が厳に戒めていることである。

だから、早く別の手法を開発しないとと思っていた。

そんな矢先に、美波の手法を聞いたのは、女神の言葉を聞いたのに近かった。

美波が女神と言うのは、林野の心情としては、全くしっくり来ないことなのであるが・・・。


「上場した銘柄が人気離散して、下げ切った後の反発局面を狙うか・・・。」


今まで林野は、余りIPO銘柄に注目して来なかった。

理由は、IPO銘柄は値動きが大きいため、獲物を求めて玄人が群がって来るからである。

ゼロサムゲームの中で、群がる玄人相手に勝てる実力は自分には無いと、師匠に言い切られていた。

だから、無茶な勝負に出ないように、敢えて興味が湧かないように遠ざかっていたのである。


「人気離散した後なら問題無いか・・・。」


美波のやり方を取り入れようと思った林野であった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし