160111










先週、17,509円まで下落した日経平均である。

月足-2σの17,425円まで、あと80円程度とまで迫っている。


今週の週足-2σは17,800円程度まで下がってきているが、現値17,697円は既に下回っている。

つまり、これ以上は完全なオーバーシュートであり、下がれば下がるほど反発圧力が強くなるということになる。

正直、ここまで来るとチャートは余り関係ない。

ただ言えるのは、最悪場面が、最良の買い場になるということである。





林野は、師匠から回答を聞き出して、急いで結衣にLINEした。


「ムリに買う必要は無いよ。あくまで買いのタイミングに入ってる銘柄があれば、怖がらずに買えってことだよ。」

「分かりました。」


返信できてホッとする林野と、林野から返信が来てホッとする結衣であった。




結果的に、昨日も大陰線であったことから、買わなかった結衣の勝ちであった。

正直、相場はチキンレースみたいなものである。

下落相場の中で何処まで買わずに我慢できるか?

反発した時、どこまで急反落を疑わずに仕込みできるか?



そして今日。

目覚ましテレビで、日本市場の暴落が話題になっているのを聞きなが、出勤の用意をする結衣である。

昨日の暴落の影響から、色々と買える銘柄が出てきた。

その中から、いくつかを選んで、昨晩の間に指値をしておけたので、今朝は慌てずに済んでいたのである。

そこにまたまた林野からLINEが来た。

『師匠から、今日の相場の動き次第では、底になる可能性が出てきたと言うLINEが来た』と言うことであった。


「ふーん。」


と思うだけの結衣であった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし