160226









日経平均16,188.4
TOPIX1,311.3
騰落レシオ100.8%
RSI57.2%
乖離率1.50%
売買指数△6


簡単そうに突っ込み買いと言う師匠に、戸惑う林野である。


「突っ込み買いですかぁ〜。」

「ま、下げ相場では難しくない。簡単や。」


軽い師匠の言葉に、疑惑の眼差しを向ける。




「ホントですか?」

「ホンマやて、ま、上げ相場の経験しか無いから、お前はそう思うだけや。」

「下げ相場の経験あるんですか?」

「お前なぁ〜、オレ幾つやと思てるねん。リーマンの時にやってたと思うんか?」

「いえ。」


師匠は大学卒業したてである。

当たり前の返しに、『そうだよなぁ〜』と思う林野である。


「まぁ、日本市場の下げ相場らしきもんは、ここ半年の動きしか知らんけど、中国市場は見てたからな。売買してへんけど。」


『師匠もやっぱり知らないやん!』と思う林野である。


「この半年、3回チャンスあったやろ、突っ込み買いの!」

「そうなんですか?」

「夏の暴落、1月の暴落、そして2月の暴落。」

「あ、そうですね。」

「ああ言う大暴落だけを狙う。普通の下落は無視するんが突っ込み買いや!」

「具体的にはどう考えたら良いんですか?」

「11日日経平均乖離率がー4%以上、12日日経平均RSIが25%未満、25日騰落レシオが70%未満の条件が揃ったら青信号!」

「そうなったら買いなんですね!」

「アホ!青信号の意味知らんのか!?青信号は渡れやなくて、渡って良いや!!」

「あ、スミマセン。」

「お前、ホンマ何も知らんな。それでようタクシー運転できるな。」


嫌味を言われて、『それ位知ってる!』と心の中で呟く林野である。


「お前、それ位分かってると、今思ったやろ。」

「えっ。」


『ヤベ、表情に出てた!』と焦る林野である。


「いつも言うてるやろ。お前が分かってるくらい、オレも分かってる。せやけど、今お前、正確にいわんかったやろ。ほんの少しの認識の違いが勝敗を分ける世界や。せやからわざわざ言うてるんや。」

「スミマセン。」

「ええか、渡って良い、買って良いや。つまり、そうならん限りは、絶対に買ったらアカンってこと。」


そう言って、2杯目のジョッキを師匠は飲み干したのだった。

まだ林野は、ジョッキの半分も飲んで無いのに・・・・。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし