160407







日経平均15,748.8
TOPIX1,272.6
騰落レシオ93.2%
RSI15.3%
乖離率△4.42%
売買指数△365



結衣に説明したことにより、自身の理解も大いに深まった。

師匠が言いたかったことに、改めて気づいたのである。




林野はそれが嬉しくなり、結衣に説明した翌日、ついつい師匠に電話をしてしまった。

すると、運良く、いや結果的には運悪く師匠が電話に出てくれた。

林野は、結衣に説明したことにより、自分の中の変化を話した。


「で、お前は赤松さんを犠牲にして、自分が儲けられるようになったってことを、オレに言いたいんか!?」

「いえ、犠牲だなんて・・・、そんなつもりは・・・」

「お前のつもりはどうでもええねん。問題は、その話をして、赤松さんが投資を侮るようになってないかってことや!?」

「いや、その部分も、ちゃんと説明しました。」

「あんな、言葉ではなかなか通じひんから、未だにお前も確り損切りできひんのとちゃうか!?」

「いや、それで、説明してたらよろずのさんが言いたいことが分かったんで、これからはちゃんと出来ます!」

「アホ、出来ますやなくて、出来るようになってから言え!」


よろずのは、そう言い残して、さっさと電話を切ってしまった。




師匠にこう言われてしまっては、林野も男である、実践して証明するしかない!

そこで更に翌日、休みの日にデイトレを試したのである。


「ダウは100ドル程騰がってるけど円高かぁ〜。シカゴCMEはイーブンだけど、やっぱ下げるよな。」


そう考えつつパソコンの前に林野は座った。

場が始まり、細心の注意を払って注視してると、何だか手に取るように相場が分かるのである。

今まで掛かっていた靄が晴れたように、銘柄が見極められたのである。

実は、これは後に錯覚だと林野は知ることになるのだが・・・。

4064その結果、最初の3本は上手く行ったが、10時過ぎに軽い気持ちで仕込んだ4064日本カーバイドが、ダメダメだった。

良い銘柄が見つからず、『ちょっと下げそうだけど、直ぐに反発しそうだから。』と安易に仕込んでしまったのである。

林野の予想通り仕込んで暫くは下がり続けた。

そして、予想に反してそのまま反発なく、下がり続けた。

最初はそろそろ反発と思って余裕をかましていた林野であるが、ジリジリと下がって気付いたら含み損が先の3本の確定利益を上回っていた。


「今、損切りしたら、今日の損益ぐマイナスになる!」


そう考えた途端、林野の思考は硬直し、戻るのを祈ることしかできなくなった。

祈れば戻るのなら、投資家全員が神を信じる!

林野が必死に祈ろうが、現実は厳しく、その後もジリジリと下げ続けた。

そして、林野が維持出来なくなって損切りしたところから、反発したのは言うまでも無い。



<font color="#0000FF"><font size="3">①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし</font></font>