日経平均 | 17,439.3 |
TOPIX | 1,401.8 |
騰落レシオ | 110.3% |
RSI | 74.5% |
乖離率 | 4.11% |
売買指数 | 101 |
今日、続伸しなかったのは良い傾向である。
騰がり過ぎないということで、反落エネルギーが弱まっている。
ただ、日柄的には難しい位置であるため、安心して持続は早計である。
複利と言うのは、得た利息等を再投資に回し、その利息にも利息を生ませることを言う。
この複利投資の凄さを体現させるのが、ウォーレン・バフェットである。
彼は、子供時代に稼いだ数万円を、老齢になった現在数兆円にまで増やしているのである。
彼は短期投資はやら無い。
また、よく分からないネットやバイオ銘柄もやらない。
彼が手掛けるのは、誰もが知っている企業であり、大儲けを狙う投資家たちからは敬遠されるような企業である。
「バフェット知ってる?」
「ばふえつと?」
どういう風に聞いても、結衣は知らないんだと分かった林野である。
「投資の神様って言われてる人なんだけど、短期投資をやらずに長期投資一本なんだよね。それこそ、401Kにはうってつけなんだけどね。」
「そのバフェットって人の長期投資。難しいんでしょ。」
「いや、簡単だよ。と言うより、難しい、理解できないことをやってはダメなのがバフェットの投資だから。」
「それにしては、あたし今まで殆ど聞いたこと無いけど。そのバフェットさんの投資。」
「そうだろうね。簡単過ぎるし、結果出るの時間掛かるし、そもそも買ったら10年くらい放置するから、話すことが無いよね。10年で10倍、20年で100倍、30年で1,000倍!赤松さん知りたい?」
「30年で1,000倍でしょ。100万円が10億円。それはやりたいわよ。」
「じゃ、10年で10倍、5年で倍、1年でマイナスだったら?」
「うーん・・・。」
「バフェットは10年後の企業の価値を予想しながら投資する訳。いくら成長企業でも1年で結果は出ないんだよ。通常、企業業績は2〜3年先まで株価に折り込んでるから、買ってから2〜3年は動かなくて、それ以降急速に動くイメージでいた方が良い。その2〜3年を信じてガマンできる?この企業は絶対10年後には大成長してるって。」
「それは、どうかな!?」
「そうなれるくらい、調べ上げることが必要になるんだよ、バフェットは。」
『素人にそんなことは出来る訳がない!』と心の中で言う結衣であった。
<font color="#0000FF"><font size="3">①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし</font></font>