160714







日経平均16,385.9
TOPIX1,311.2
騰落レシオ99.9%
RSI69.0%
乖離率4.26%
売買指数149



文系人は、余り研究が得意でないらしい。

結衣の知ったことであるが、実際は少し違う。

実は、得意ではないと言うより、研究と言うものをやったことが無いだけなのである。

大学時代と言っても、文系であれば講義に出るだけで事足り、それ以上を要求されることは少ない。

やったことが無いものは、不得意なのは当たり前である。





「でも、萬野くんも文系、確か法学部ですよね。」

「師匠みたいな人は、参考になりまかせんよ。枠外で考えて下さい!」

「確かにね。」


林野に正論を言われて、愚問だったと自覚する結衣である。


「それより、何か面白いこと気づきました?気付いたらオレにも教えて下さい。」

「あたしが林野さんに教えることなんか無いですよぉ~~。」

「そんなこと無いですよ。赤松さんだったら、師匠が気付かないことも気付けますよ。」

「またまたぁ~。この間もタマタマエレベーター前で萬野くんにあったんですけど、ほんの短時間なのに色々と教えて貰えました。」

「ヘェ~、それは良かったですね。」

「あたしの疑問が分かるみたいで、短時間だからか、先回りして説明してくれたんです。やっぱり、普通の人とは何かが違いますよね。」


よろずのが褒められることに対して、ビミョーに嫉妬する林野であった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし