160720







日経平均16,681.9
TOPIX1,330.8
騰落レシオ124.7%
RSI69.5%
乖離率4.41%
売買指数88


「本当ですか?」

「ええ。」


予想外に中村が真剣な表情で確認したので、結衣はたじろぎつつ返事した。




「そこには尊敬する大学時代の先輩がいるんで、どうしても一緒に仕事したかったんで、この会社を選んだんです。」

「へー、凄いね。中村くんにそこまで言わせるなんて。営業企画なんだ、その先輩って。」

「はい。僕より一コ上なんです。」

「中村くんより、一コ上?ってことは、去年の新採!?居たっけ、そんな人?」


結衣は自分の記憶を辿ってみたが、思い当たる人物は居なかった。


「はい、いますよ。よ・・・・」

「アーーーッ!!!」


中村が名前を言おうとした瞬間、結衣は思い当たった。


「よ・ろ・ず・の・くん?」

「はい、係長もご存知なんですね。」

「ええ、そっかぁ~、彼かぁ~。」


チラッと佳奈の方を確認しつつ、話す結衣である。

ここで佳奈が絡んで来たら、またややこしくなることを警戒してのことだった。

佳奈が別の席で盛り上がってるのを確認してから、念のために声のトーンを落として結衣が尋ねる。


「それで中村くん。」

「はい?」


急に中村の耳元で小声で話すようになった結衣に、怪訝な表情をしつつ戸惑いながら中村は返事をした。


「萬野くんのこと、どうしてそんなに慕ってるの?」

「それは、色々と教えてもらいましたから。」

「投資も?」

「はい。」

「萬野くん、中村くんがうちに入社したって、知ってるの?」

「いえ、驚かそうと思って、まだ会ってません。」

「萬野くん、会社では投資のこと隠してるよ。」

「えっ、そうなんですか!」


小声で質問する結衣に普通に答えていた中村であるが、ここで中村も同じように耳元に、小声で話すようになった。


「そうよ、会社のみんなには隠してるの。」

「係長、良くご存知ですね。」

「いろいろあったからね。それより歓迎会が終わったあと、時間ある?」

「はい!?」

「萬野くんのことで聞きたいことがあるから、ちょっと付き合って欲しいんだけど。」

「あ、大丈夫です!」


こうして結衣は、よろずのの情報源を得たのだった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし