160726







日経平均16,383.0
TOPIX1,306.9
騰落レシオ115.4%
RSI78.8%
乖離率△0.31%
売買指数23



よろずのがピカチュウをゲット出来ずに嫌になっていた頃、結衣も、林野から投資家としてポケモンGOを始めるようにLINEで言われたため、スマホにインストールしようとしていた。

林野が結衣にLINEしたのは、以前よろずのから流行りをバカにせず、流行りを理解するのが投資家だと教わっていたからであった。








その林野は、昼前にポケモンGOの配信を知ったので、即座にダウンロードしてゲームを始めた。

ポケモン世代の始りにかかる林野としては、多少期待して始めていた。

丁度、北野天満宮に来たところだったので、昼休憩も兼ねて神社内を散策してポケモンを探した。

普通のポケモンを何匹かゲットしたところで、『こんなもんか!?』と思って、タクシーに引き上げた林野だった。

『もっとやり込まないとダメだな!』と感じ、仕事終わりに再度頑張ろうとも思ったのだった。



他方の結衣は、ダウンロード出来ないでいた。

ポケモンGOは人気が高過ぎてトラフィックが大混雑しているらしく、うんともすんとも言わない状況になっていたのである。

それほど興味ない結衣は、また後にしようとそのまま放置したのだった。



その7974任天堂は、週末に発表したポケモンGOの業績に対する影響は軽微だとするIRで期待を剥がされ、ストップ安になっていた。

1週間で株価倍増していたのだから仕方がないところである。

以前林野は、こう言う時は時価総額で考えれば良いとよろずのから言われていた。

同じようにゲームで吹いた銘柄と比較して、高値と適正価格を見れば良いと言われていたのである。

だから、『空売り!で儲かる!?』と林野は考えてみたのだが、自分の財力で300万円の銘柄の売買は、怖くて出来ずに見送っていた。

そして、このストップ安である。

林野が猛烈に後悔したのは、言うまでもない。

後悔をしてはいけないと言われているのに・・・。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし