日足、週足共に基準線まで下落してきた日経平均である。
今週末はプチSQであることから弱気の週となるため、ここは上昇よりも、買い場形成を期待したい。
今週の週足-1σは15,700円、-2σは15,150円程度とほぼ横這いになる。
日足-1σは15,700円、-2σは15,300円程度で、週足とほぼ重なる。
月足は-1σは16,000円、-2σは14,800円で、まだ煮詰まり感がないため、大きく動くことは考えられない。
となると、本来であれば、15,500円割れを目指して下落するはずである。
ところが5日(金)の騰落銘柄と日経平均指数との乖離、つまり全体の66%の銘柄が下落しているにも関わらず日経平均は±0となったことである。
これは、指数だけを買い支えるような状況になっているのではないかと考えられ、この動きを前提とすれば16,000円割れが買い場となる。
果たして今週は、どのような動きになるだろうか・・・・
よろずのに言われて、直ぐに本を買いに行こうとした林野であったが、急な頭痛と吐き気に襲われた。
熱を測ると38.3度と、夏風邪であった。
ここ最近、休みが少なく、働き詰めだったことから、疲れた溜まっていたのである。
仕方なく、熱が下がるまで2日間、布団の中でジッとしていたのであった。
そして林野は、体調が回復すると、いの一番に本屋に向った。
小さい本屋には投資本は売ってないだろうと、四条富小路にあるジュンク堂へ買いに行った。
お目当の『この1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』は、目立つところにあったので、直ぐに買うことが出来た。
帰宅途中、コンビニに寄ってビールを買った。
2日間、断酒していたので、心も体もビールを欲していたからである。
それに、多少アルコールが入る方が、ジックリ集中して読める中年くさい林野である。
帰宅すると、いの一番にプシュっとプルタブを開け、まずは一口ビールを喉の奥に流し込んだ。
何でも一口目は、段違いに美味しい。
そう思いながら包装を開けて本を取り出し、ゆっくりページを開いた。
あの師匠が読めと言う本である。
どんなことが書いてあるのだろうと、次第に気持ちが昂ぶり始めた。
第1章は、投資本あるあるの筆者、つまりDUKE。氏の投資歴である。
『ある、ある。』と思い、半ば笑いながら読み進める林野である。
林野自身は、最初の投資に成功していた。
DUKE。氏も成功していた。
そこで林野は投資は簡単と味を占め、勝負に出て大失敗をした。
DUKE。氏も大失敗をしていた。
『なーんだ、自分と一緒じゃん!』と思う林野である。
ただ唯一違っているのは、その後に本を出せるまでに成功したかどうかである。。。
実は、そこが一番大事なのだが・・・。
そして、オニールの投資法と出会いDUKE。氏は成功していく・・・。
自分は師匠と出会い、未だ成功とは程遠い状況である。
『もしかして、いや、多分、師匠が悪いんだ!自分が未だ成功していないのは!』と言ったら師匠はどう言う顔するだろうと思う林野であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし