日経平均 | 16,614.2 |
TOPIX | 1,314.7 |
騰落レシオ | 96.0% |
RSI | 44.2% |
乖離率 | △1.64% |
売買指数 | 7 |
佳奈には、よろずのに教えて貰いたいたいことがあるから呼び出してとだけ言っていた結衣である。
押しの強い佳奈は、営業企画に行った時に、よろずのに話し掛け、難なく任務を成功させたのだった。
そして当日。。。。
結衣たち3人は、先に店に来ていた。
店は、結衣が予約した7616コロワイド系の三間堂である。
「そう言うことだったんですかぁ~。」
結衣に中村のことを説明されて、合点がいった佳奈である。
「そういうことなの!」
「でも、それならそうで、どうしてもっと早く言ってくれなかったんですかぁ~。」
ほっぺを膨らませながら、佳奈が言う。
「だって佳奈ちゃん、萬野くんのことキライでしょ!」
「大っ嫌いです!結衣さんにああいう態度をとる輩は、許せません!!」
「先輩、係長に何をしたんですか?」
佳奈の剣幕に驚いた中村が、向かいに座っていた結衣に小声で尋ねた。
「あ、単なる仕事上のことだから気にしないで。」
佳奈の怒りを他人事のように、サラッと流す結衣であった。
「仕事上のことだからって、結衣さんの企画書にあんな風にケチ付けるなんて許せません!許したらダメなんです!萬野には、もっと礼義と言うものを教えないと!!」
「はいはい、佳奈ちゃん分かったから、それより注文しよ。店員さんが、ファーストドリンクの注文取る為に待ってるから!」
店員をダシに何とか佳奈の注意を逸らした結衣である。
注文が終わる頃には佳奈の怒りは収まったようで、今度は中村に矢継ぎ早に質問を始めた。
「投資期間は?」
「ポジショントレード中心です。」
「スタイルは?」
「先輩の言うところの波乗りです。」
「成果は?」
「年30%位です。」
「今の保有銘柄は?」
「無いです。今はCP100%です。」
「萬野に何を教えて貰ったの?」
「何をですか?難しいなぁ~。投資や社会の理全部ですかね。」
「そっそうなんだ!?」
『あれ?佳奈ちゃん、中村くんに対抗心持ってる??』と気付いた結衣であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし