160925
日銀会合を受けて急伸した日経平均である。

しかし、日足ベースでは基準線付近で押しとどめられる形となっている。

出来高は増加傾向にあるものの、相場自体にパワーが全く感じられない。

このため、17,000円前後の抵抗帯を上抜けるのは、この材料難の中では難しい状態となっている。

ただ、下値も16,000円が頑強に維持されている。

チャート云々より、今週はこの間でしか動きそうに無い。






投資教育とは洗脳である。

そもそも洗脳とは思想改造を意味するのだが、投資家として必要な価値観を植え付けられるのも、一種の思想改造になる。

だから、その範囲で洗脳と言われても、反論できない。



「騰がる時だけ持つ?」


結衣が疑問形で言う。


「そうです。」

「確かにそうよね。それって、簡単に出来るの?」

「出来たらみんなやってて、波が無くなってますよ。」


よろずのが笑いながら答える。


「だよね。」

「でも、しっかりとチャートを見ることが苦にならない人には、難しくは無いですよ。」


結衣の表情が、諦めの色を出し始めのを感じ取ったよろずのがフォローする。


「そうなの?あたし苦じゃないけど。」

「だから波乗りを説明してるんじゃないですか!係長と違って、奥田さんは、チャート見るの苦手ですもんね。」

「どうしてそうなるのよっ!」

「でも、ジックリチャート見るの嫌いですよね。」

「好きじゃないけど・・・。」


よろずのに言われて、ついつい認めてしまう佳奈である。



「それで係長。月足のチャートが右肩上がりの時だけ仕込むんですが、右肩上がりに一直線ってことあると思います?」


佳奈が静かになったので、よろずのは再び結衣に話し掛けた。


「それは無いと思う。」

「ですよね。さっきの右肩上がり一直線が無いのと同じ理由です。じゃ、週足のチャートは?」

「それも無い。」

「日足は?」

「無い。」

「1時間足は?」

「無い。」

「5分足は?」

「無い。」

「1分足は?」

「無い。」

「ですよね。どんなチャートでも、一直線に右肩上がりって無いですよね。そしたら、騰がっている間だけ持つってどうすれば良いと思います?」


畳み掛けるように話すよろずのの言葉に、何とかついて行く結衣であった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし