160927







日経平均16,683.9
TOPIX1,349.2
騰落レシオ123.1%
RSI41.1%
乖離率0.18%
売買指数146



凪状態であった相場が、突如として暴風に包まれた。

ドイツ銀行の破綻懸念である。

今に始まった材料ではないのだが、再び現実のものとなる懸念が発生している。

この材料は、果たして狭い範囲での動きしか無かった日経平均をブレイクしてくれるのだろうか?







「小さい波を無視したら良いのね!?でも、そんなこと簡単に出来るの?」


結衣が尋ねる。


「できませんよ。」

「でっ、できませんよって、できないことばっか言わないでよ。」


よろずのの言い方が気に食わなかったからか、佳奈がまたまた突っ込んで来る。


「できないことは言ってませんよ。できることだけを言ってます。但し、簡単ではないだけです。」

「・・・・・。」


そして、またまた黙る佳奈である。


「中位の波に乗ってて、小さい波を無視するのが難しい局面は、小さい波が下げてる時です。分かりますよね。こう小さい波が動きながら中位の波を作っる時に、ここの下落局面が大事なんです。」


指で波形を空に描きながら、よろずのが説明する。


「ええ。」

「ここが難しいのは、この下落が小さい波のものなのか、中位の波のものなのかが分からなくて、心配になるからです。違いますか?」

「違わないわね。」

「心配度が大きくなれば撤退するし、大きくならなければ持続する訳ですよね、フツーは。」

「うん。」

「ここの判断を心配度と言う何か分からん感情に委ねるから、失敗を繰り返すんです。まず言えるのは、この下落が小さい波のものか、中位の波のものかは、この頂点の段階では判断できません。ここで、こう戻れば小さい波の下落だし、戻らなければ中位の波の下落になります。分かります?」

「ええ。」

「つまり、中位の波の下落の初期段階は、小さい波の下落と同じで見分けなんか、つかないんですよ。分かるのは、小さい波が戻るタイミングで戻らなかった時なんです。だから、結果論でしか言えないんです。分かります?」

「ええ。」

「だから迷う必要は無いんです。分からないことを考えて分かろうとするから、分からなくて、それが心配の種になるんですよ。」


ちょっと疑問の色を含んでいる結衣の表情を見て、『初心者に限って、分からないことを分かろうとするんだよな。』と思うよろずのであった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし