日経平均 | 17,171.4 |
TOPIX | 1,363.5 |
騰落レシオ | 128.1% |
RSI | 49.5% |
乖離率 | △0.57% |
売買指数 | △52 |
この週末は、土日共に工事の立ち会いで、缶詰になっていたよろずのである。
工事に立ち会うのは、トラブルがあった時に、的確に指示が出来るようする為で、問題が起きなければやることが無いのである。
基本、用意周到のよろずのにとっては、ヒマな時間以外のなにものでも無い。
6641日新電機。
結衣からのメールを見て、よろずのはスマホでチャートを表示した。
「なかなか良い下がり具合やん!」
日足ではチャートもキレイで、よろずのにとっては良い感じの下がり具合であった。
『これは美味しいかも!?』と思いながら、続いて週足を表示した。
その頃結衣は、スマホを凝視して待っていた。
よろずののコメントが来るのを!
何と言われるか、淡い期待を含んだハラハラ感が、結衣の胸を高鳴らせていた。
すると、よろずのからコメントが入った。
「6641日新電機は、陰線3本続いてないやん!係長、真面目にシッカリ選んでないでしょ。何度も言いますが、言われた通り愚直にやり続けることが大事なんです。」
コメントを見た途端、モンクになって固まってしまった結衣である。
真面目にシッカリ悩んで、一所懸命選んだのである。
それを不真面目だと言われて、相当のショックを受けていた。
『確かに、確かに、陰線3本続いてないけど、かなりの割合でキレイに落ちてるから選んだのに!』
コメントに対して一人で突っ込む結衣なのだが、このまま返信しなかったら不真面目決定のレッテルを貼られそうなので、言い訳と思われると感じつつ返信した。
「マジメにがんばってますよ(;Д;)3本じゃなかったけど、出来高を伴ったすごい長い陰線だから、いいかと。。。結構自信あったのに。」
すると、よろずのから直ぐにコメントが返って来た。
「ダメです。今は基本を学んでいるところですから、陰線3本の条件は絶対です。でも、6641日新電機は、日足ベースでは良いですね。選んだセンスはあります。頑張って下さい!!」
よろずのから褒めらた感じがして、ついニヤニヤしてしまった結衣であった。
「でも、6641日新電機は係長のユーザーじゃないですか?儲かったらインサイダー疑われて色々と調査入るかもなんで、止めた方が良いですよ。」
暫くして再度、よろずのからコメントが入ったが、結衣がこのコメントに気付いたのは夜になってからであった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし