170227







日経平均19,107.5
TOPIX1,534.0
騰落レシオ109.8%
RSI37.9%
乖離率△1.09%
売買指数54



「えっ、萬野くん、居ないの?」

「はい、2ヶ月間アメリカだって、先輩からLINE来ましたから!」


中村からこの話を聞いた途端、結衣の体は営業2課を飛び出し、営業企画へと飛び込んでいた。






そこには当然のことながらよろずのの姿は無く、デスクに座っていた課長を捕まえてよろずののことを尋ねた。


「ほら、君も知ってる新しいシステムのプロジェクト。営業担当として行って貰ったんやけど。」


グループ全体の要望で、新たに米国で普及し始めているシステムを輸入することが決まった。

そのために、システム担当3名、広報担当1名が米国内にある拠点に派遣されるとこまでは、結衣は部会議で聞いていた。

しかし、営業の広報担当としてよろずのが派遣されるとこまでは、聞いていなかったのである。


「どうして萬野くんなんですか?もっと経験ある方が良くないですか?」

「彼はウチの課の広報担当だし、権利関係にも明るいから丁度良いんだよ。」

「そうかも知れませんけど・・・。」


まさか『トレードが教えて貰えなくなる!』と言う訳にもいかず、とっさに続きが出なかった結衣である。

すると、課長の方から、結衣に質問が飛んだ。


「どうしたの、赤松さん?萬野くんだったら、何か問題あるの?」


瞬間、『よろずのとの関係を誤解されたかも!?』と感じた結衣は、当然のことながら、一瞬にして耳まで真っ赤になってしまった。

そのことを自覚した途端、無性に恥ずかしくなり、何も言わずにその場から逃げ出してしまった。

後から考えたら、更に誤解を深めただけの行動になるのだが・・・。

ここ最近、不確実ながらも、よろずのとのやり取りで儲かり、投資の楽しさを実感していたところなのである。

それなのに、よろずのが米国へ出張したとは、予想外もいいところなのであった。

『機密保持の為、携帯端末の持ち込みは禁止なんだろうな』と思う結衣であった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし