日経平均 | 18,664.6 |
TOPIX | 1,489.8 |
騰落レシオ | 78.5% |
RSI | 37.0% |
乖離率 | △1.56% |
売買指数 | 0 |
昨日、偵察部隊を放った。
売り方の全面攻勢を待っているのに、相手もさるもの!
そう簡単には、攻め入って来ない。
経済学の常識が通じなくなっている。
当たり前である。
ほんの数百年前の常識だけで書かれた書物なのだから、いつまでも通じると考えるのが間違いである。
ならば参考にするものが無いかと言えばそうでは無い。
人間には過去数千年間を記録した歴史がある。
つまり、歴史を参考にすれば良いのである。
ただ歴史は、政治的視点で学ぶ為、経済の変化を知らない者が圧倒的に多いのだが・・・。
歴史の転換点は政治的原因で説明されるが、それは契機に過ぎない。
実は、経済的原因に基づいて社会は動かされ、歴史が積み上がっているのである。
日本史上、源平の合戦で平氏が破れたのは、源氏が強かったからではない。
西日本が飢饉状態であったため、平氏が補給路を構築出来なかったからである。
承久の乱で北条氏が勝ったのは北条政子のお陰ではない。
東国武士たちが、財政基盤たる所領を、西国にいる天皇が保障してくれないと感じたからである。
北条氏が滅んだのも、後醍醐天皇が号令したからではない。
御家人の一族が増え過ぎて、新しい所領が必要となり、北条氏の支配から抜け出ないと得られなかったからである。
建武の新政も、足利尊氏が倒したのではない。
後醍醐天皇の増税により、武士、百姓の生活が立ち行かなくなったからである。
この歴史の興亡を見ていれば、長期では経済で何が起こり、今後何が起って行くのかがある程度推測出来る。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし