反騰した日経平均である。
先週は、日足+2σの19,262円で上値を抑えられた。
しかし、日足VBは徐々に拡大していることから、今週は上値を追うことができるだろう。
一方週足では、先週は基準線で下げ止まった。
今週の+2σは19,750円前後で横這いであることから、あと500円程度は狙えるだろう。
更に月足では、4月は+1σを一時下回ったものの、月末には+1σを回復して終っている。
このため、+2σである20,150円前後まで、上値がある。
ところで今週はGW中であり、営業日は2日間しかない。
また来週末はプチSQがあり弱気の週となる。
更に指数的には、一旦押し目を付ける予兆が出ている。
以上のことから、ここは保有銘柄は持続で、新規買いは見送りで対応したい。
来週後半にかけて下げ足を早めることがあれば、買いたくなるところだが、余程の下落にならない限り、12日(木)まで見送った方が良いだろう。
週初に上昇が続くと、週末はどうしても弱くなる。
更に下値から、既に1,000円も上昇している。
弱くなるのも当然か・・・。
結局、林野は、先週に引き続いて今週も成果が無かった。
3606レナウン、8023大興電子を見つけていたのに、上手く利用出来なかった。
『銘柄なんか簡単に見つかる。どう利用出来るかが問題なんだよ。』
よろずのに言われていたことを、嫌なほど実感する林野であった。
一方、結衣は、3264アスコットは陰線になったものの、4366ダイトーが大陽線となった為に、素直に喜んでいた。
「3264アスコットは週明け損切りだね。」
独り言を言いながら、結衣は成り売り注文を入れた。
「そう言えば・・・。」注文を出して、ふと脳裏を過ぎったのが、6376日機装だった。
日足チャートを表示してみると、今週は月曜日だけマイナスで、火曜日以降は連続プラスだった。
「へぇ~、日経平均に関係なく騰がるんだ。弱かったら、下がる時だけ連動するんだと思ってた。」
予想外の動きに、研究心をくすぐられる結衣であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし