170907







日経平均19,396.5
TOPIX1,598.2
騰落レシオ99.1%
RSI48.0%
乖離率△0.35%
売買指数11



長谷部は、波乗りでは動いていなかった。

チャンスが来るまで、テコでも動かないと決めていたからであった。

だから、ここ最近の相場でも、ムリには動いていなかった。

あくまで、よろずのが言ったルールを守って、チャンスを待っていたのである。








「それで昨日、今日は仕込んで無いんだ。」


美波が聞く。

多少酔いが回っているせいか、多少高圧的に。


「今週の週足ボリンジャーバンドのー2σが19,200円だからタッチしたら買おうと思ってたんだけど。。。」

「けど?????」


聞かなくても答えは分かっていたが、半ばイジワルで美波が追い詰める。


「19,200円台になったから迷ったんだけど、ここはガマンってことで・・・、ハハハハハ。」

「なぁ長谷部よ。」

「はい?」


直之が話に割り込んで来た。


「よろずのさん、打診買いするって言ってたよな。何でやるか分かってるか?」

「更に下がった時に買い易いように注目してるのを忘れないようにだと聞いてます。」

「多分な、手持ちが無いと、チャンスを絞り過ぎて買えなくなるからだよ。」

「絞り過ぎて買えなくなる?」

「そう、次の瞬間もっと良いチャンスが来るかもしれないと思うやん。今までガマンしたんだから、最良のチャンスを狙いたいと誰だって思う。でも、今が最良で次が無いかもしれん。」

「そうだね。」

「よろずのさんもそういう経験したから、打診買いを入れてるんだと思うよ。ただ単に待つだけやなくて、同じ待つにしても攻めないと。」

「でも前に、自分より下手な奴は、自分より早く仕込むのはアホやと言われた。よろずのさんより遅いタイミングで買わないといけないんだよ、僕は・・・。」


長谷部が動かない理由が分かったような気がした直之であった。





①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし