日経平均 | 20,690.7 |
TOPIX | 1,687.2 |
騰落レシオ | 117.0% |
RSI | 73.8% |
乖離率 | 1.17% |
売買指数 | 47 |
よろずのが相場自体の上放れを待っていた頃。
結衣が優待イベント投資でホクホクしていた頃。
林野は、秋の観光シーズン真っ只中に居た!!
平日の午前は、デイトレの為に基本休みにしているのに、タクシーが空いていると拾われるのである。
他の社員の都合で空きが出ると、社長が勿体無いからと林野に声を掛けてくれるのである。
この時期、京都では走れば儲かる季節である為、社長は嫌がらせをしている訳では無い。
少しでも、林野の実入りを良くしてやろうとの親心である。
しかし、その親心は、今の林野にとっては嫌がらせと同等かそれ以上のものであった。
なんせ、デイトレを続けて来て、今まで怖くて出来なかった追撃買いを自分のモノに出来そうと感じている時だったのである。
平日の午前は全て投資に充てて、追撃買いを自分のモノにしたいと思っている大事な時期なのである。
しかし、そんな親心を断われる程林野はドライでは無い。
悶々としつつ、声を掛けられたら、タクシーに乗るのであった。
それでも乗らない日は、毎朝チャートを見ながら追撃買いの練習をしていた。
林野が掴んだこと。
それは騰がっている銘柄でも弱くなるタイミングがある。
そのまま弱さが強まれば反落だが、強まらなければ続伸になる。
騰がっている銘柄はモメンタムを大事にして、弱まるタイミングを探すことにより、安全性が高まると気付いたのであった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし