日経平均 | 21,336.1 |
TOPIX | 1,723.4 |
騰落レシオ | 138.6% |
RSI | 100.0% |
乖離率 | 2.32% |
売買指数 | 133 |
よろずのは、空売りをやらない。
買いと売りの両方で取るのは、買いだけで取るより何倍も難しいからである。
それなのに、悪魔の囁きに負けた。
よろずのが、日課である東証の開示情報をチェックしていた時、8342青銀が新株発行するのを見つけた。
『空売りはやらない。』と言うのがよろずののスタンスである。
だから、普段なら中身を確認せずにスルーしていたはずである。
ところが、今年のよろずのは、普段と違っていた。
今年前半は相場の上下運動が小さかったことから利益が少なく、後半は積極的に動こうと決めていたのである。
積極的にとは、通常なら手掛けない手法でも、貪欲に利益を狙おうと言う意味である。
そんな時、既知の8342青銀の新株発行を見つけたのであった。
新株発行銘柄は簡単には戻らない。
空売りを仕掛けるにはもってこいの銘柄であった。
翌日からよろずのは、売り続けた。
8342青銀は、3,560円で寄り付いて、3日間3,500円台を維持していた。
この動きは、『売って下さい!』と、よろずのに、売り場を提供しているようなものだった。
その後は、ジリジリと下値を切り下げ3,360円程度まで下がっていた。
率にして数%で、決して美味しくは無いのだが、これほどの高確率で下がるのだから、売り玉を増やせば良いだけだと、よろずのは考えたのである。
そんなよろずのに、信じられ無いことが襲った!
『新株発行及び株式売出しね中止に関するお知らせ。』
「ハァァァァァァ!!!」
この開示を見て、思わずパソコンに悪態をついたよろずのである。
何でも、新株発行に関して事前に情報が漏れてた可能性がある為、新株発行を中止にすることにしたらしい。
そんなことはどうでもいい!
開示を見てから売った投資家に対しては、どう報いるのか!?
投資は自己責任である。
が、この中止こそが、2度目のインサイダーでは無いかと疑ってしまうのだが・・・。
翌日からの撤退戦を考えると、胃が痛くなったよろずのであった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし