171017







日経平均21,336.1
TOPIX1,723.4
騰落レシオ138.6%
RSI100.0%
乖離率2.32%
売買指数133




よろずのは、空売りをやらない。

買いと売りの両方で取るのは、買いだけで取るより何倍も難しいからである。

それなのに、悪魔の囁きに負けた。









8342よろずのが、日課である東証の開示情報をチェックしていた時、8342青銀が新株発行するのを見つけた。

『空売りはやらない。』と言うのがよろずののスタンスである。

だから、普段なら中身を確認せずにスルーしていたはずである。



ところが、今年のよろずのは、普段と違っていた。

今年前半は相場の上下運動が小さかったことから利益が少なく、後半は積極的に動こうと決めていたのである。

積極的にとは、通常なら手掛けない手法でも、貪欲に利益を狙おうと言う意味である。

そんな時、既知の8342青銀の新株発行を見つけたのであった。

新株発行銘柄は簡単には戻らない。

空売りを仕掛けるにはもってこいの銘柄であった。



翌日からよろずのは、売り続けた。

8342青銀は、3,560円で寄り付いて、3日間3,500円台を維持していた。

この動きは、『売って下さい!』と、よろずのに、売り場を提供しているようなものだった。

その後は、ジリジリと下値を切り下げ3,360円程度まで下がっていた。

率にして数%で、決して美味しくは無いのだが、これほどの高確率で下がるのだから、売り玉を増やせば良いだけだと、よろずのは考えたのである。


そんなよろずのに、信じられ無いことが襲った!



『新株発行及び株式売出しね中止に関するお知らせ。』




「ハァァァァァァ!!!」


この開示を見て、思わずパソコンに悪態をついたよろずのである。

何でも、新株発行に関して事前に情報が漏れてた可能性がある為、新株発行を中止にすることにしたらしい。
そんなことはどうでもいい!

開示を見てから売った投資家に対しては、どう報いるのか!?

投資は自己責任である。

が、この中止こそが、2度目のインサイダーでは無いかと疑ってしまうのだが・・・。

翌日からの撤退戦を考えると、胃が痛くなったよろずのであった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし