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日経平均22,819.0
TOPIX1,796.5
騰落レシオ110.2%
RSI83.2%
乖離率1.37%
売買指数89



林野は、時間より少し早めより早めに、待ち合わせ場所に移動した。

結衣を待たせるのは、林野にとってはあり得ないことだからである。

待ち合わせ場所は、四条通りから脇に入った交通量の少ない脇道である。












その脇道は、非上場のイセトー本社前に繋がっていた。

イセトーは、元はイセト紙工と言って、安政年間から続く京都の老舗企業である。

ま、本編には全く関係ないので、イセトーの話は、これくらいにしておくが・・・。


そのイセトーの手前が、いつもの待ち合わせ場所である。


3547そこで、バックミラー越しに結衣が現れるのを待ちつつ、3547串かつ田中のことを考えていた。

3,000円から3分割後の7,000円まで急騰している。

明らかに業績や成長性を無視した段階まで買われている。

つまり、超短期筋が、『買うから騰がる、騰がるから買う』と言う好循環に乗る形で動かしてるのである。

適正価格で参考にするなら3193鳥貴族である。

3193鳥貴族も、単一業態で、安値を武器に急拡大した銘柄だからである。

今は安定期に入っているため、短期筋が離れており、適正に評価されていると考えられる。

この3193鳥貴族の株価は3,135円、時価総額365億円である。

これに対して3547串かつ田中は、株価6,930円、時価総額625億円である。

時価総額にして倍、つまり規模からして3193鳥貴族の倍になると評価されていると言う訳である、株価が適正なら。

しかし、3193鳥貴族ですら、今の段階で頭打ちといわれている。

3547串かつ田中が、今のままで3193鳥貴族の倍以上になるとは、正直考えられない。

つまり、時価総額としては、3193鳥貴族の方が適正と言えるだろう。

そうなると、いずれ3547串かつ田中の時価総額は、3193鳥貴族のものに収束する。

つまり、株価はいずれ半値になるということである。

『それが分かっているのにさすがに手を出す根性は無いな。』と思う林野であった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし