180109







日経平均23,850.0
TOPIX1,889.3
騰落レシオ119.2%
RSI84.6%
乖離率3.28%
売買指数303



よろずのが出張から帰って来た。

佳奈に頼んで、よろずのと中村を休憩室に呼び出して貰った結衣である。

まどろっこしいことは止めて、直接本人から聞こうとしたのである。






「無いよ!」


開口一番、よろずのの言葉である。


「じゃ、どうしてうち辞めるのよ?」

「どうしてって言われてもなぁ~。」


結衣に正面から質問されて困った表情をするよろずのである。


「会社辞めるのに、何も理由が無いことは無いでしょ!」


詰め寄る結衣。


「いやぁ~、課補だから本当の言いますけど・・・・。」


『やっぱりあったんだ。』と思う結衣。


「忙し過ぎるんですよ、うちの会社は。」

「はいぃ~?」

「だから忙し過ぎるんですって!」

「確かに萬野くんの部署はうち一番の花形だから忙しいとは思うよ。でも、その分給与はかなり良いハズだし、辞めるほどの問題でも無いんじゃない!?イヤなら異動願い出すって、手もあるし。」

「オレ、給与の多寡には興味ないです。」


『そうだった、コヤツはこの若さで億り人だったんだ。』と思い出す結衣である。


「お金だけじゃなく、多分このまま行ったら、この四月に係長で、その2年後には課補で、40歳前で部長で、ゆくゆくは取締役、果てはCEO、社長だよ。上場企業の社長だよ。成りたくても成れないよ。」


出世の話は結衣の妄想では無い。

管理職の間では、既によろずのは役員候補と言うことで、既成事実化していた。

だから、部長も、課長も、ここでよろずのに退職されたら自分の評価が下がり出世に響くので、頭を抱えていたのである。


「オレ、そう言うのがイヤなんです。」

「そう言うのって?」

「給与とか、出世とか、興味無いんで。気に入らなかったら3年で退職しようと決めてたんで、それだけです。」


『気に入らない』と言う言葉を聞いて、言葉を失った結衣であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし