日経平均 | 23,951.8 |
TOPIX | 1,894.3 |
騰落レシオ | 124.9% |
RSI | 80.4% |
乖離率 | 1.98% |
売買指数 | 119 |
率直に言って、結衣の悩みは会社を辞めると言う決断を、簡単に行えるよろずのの心理にあった。
自分も、秘書課に配属された時は、辞めようかとも考えたが、異動を打診されて残った。
あの時、自分も億り人だったら、辞めていたのだろうか?
辞めたからと言って、よろずのは専業になる訳では無い。
何を考えているのか?警察官になると言っている。
このことを考えれは、よろずのは億り人で、金銭的不安が無いから、簡単に転職するのだと決めつけるのは間違っている。
多分よろずのは、資産の有る無しに関係なく、転職を決めているのだろう。
ここに結衣の悩む点があるのである。
そんなことを悩んでる結衣の前に、一人の女性が現れた。
「結衣、助けてぇ~!」
こう言いながら、社食で軽く食事していた結衣の手に縋り付いて来た。
既に皆さんお忘れかも知れないが、結衣の同期の斯波である。
以前、401k絡みのネタの時に初出したのだが、401k絡みの知識が乏しくこれ以上ネタに出来なかったことから、フェードアウトしてしまっていたキャラである。
「どうしたの?」
残業に備えて口に運んでいたサンドイッチを、危うく落としそうになりながら結衣が答えた。
「あたしの貯金がぁ~~。」
貯金と聞いて、かなり嫌な予感がした結衣であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし