180211
再び大暴落の日経平均である。

先週、6日(火)に安値21,078円を付けた後、9日(金)に再び安値21,119円を付けた。

これをダブルボトムと考えれば、この後は弱いながらも安定して行き、ゆっくりとなべ底型で下値を確認して、5月連休に向けて再び上値を取り始めることになるだろう。



しかしながら、現段階ではダブルボトムだと言い切れないことから、再度下値を探ることも考えられる。

この場合は、今週の週足-2σが20,700円程度まで上昇して来るため、まずはこの値が下値目処となるだろう。

その後は、月足基準線の19,550円、月足-1σの17,450円となるが、今月中にここまでの下落は、さすがに無いと思う。








「先輩、見切りは早いけど、諦め悪いですよ。直ぐに固執して、何事にも拘るタイプです。」

「でも、萬野くん、拘ったらダメだと言ってるよね。」


さらっと中村がよろずの評を言うと、結衣が持ってるイメージとかけ離れていたので、ついつい口に出てしまった。


「だからですよ。自分の失敗は、自分が一番良く分かっているでしょ!?それが直るまで儲からなかったから言うんですよ、先輩は。」

「なるほど。」

「僕なら悩み過ぎるなと言いますけど。」

「中村くんは、悩み過ぎるんだ。」


結衣が言う。


「少しでも良いタイミングで買いたいと悩んでたら、結局買えずに見逃すって言うのが、僕の失敗パターンでした。だから先輩には、『せっそく』を心掛けろと言われ続けました。」

「せっそく?」


斯波が疑問符の色を付けて呟いた。

『せっそく』と言われたら、普通頭に浮かぶのは、『節足』である。

多少の歴史好き程度では、『拙速』の文字は、頭に浮かばない。


「速くて拙いってことです。」

「はやくてまずい・・・、それって面倒臭がり屋で注意散漫ってことだよね。どちらかと言うより、確実に悪い意味だよね。」

「普通の社会ではそうなります。でも、戦いや投資などの真剣勝負では、拙速でないといけないんです。分からないでしょ。」

「分からないわ!」

「だから、僕が教えることになったんですよ。」


さも当然かのように言う中村であった。



①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし