180310
MSQ(先週はプチSQと勘違いしてました。ゴメンナサイ。)を通過した日経平均である。

ここからGW前までが、一年の中で強気の期間になるのがアノマリーである。



先週は、週足-2σが21,063円に位置していた。

そして、5日(月)の終値21,042円はこの値を下回っていたことから、週初にも関わらず調整一巡感が出ていた。

ただ、週末にMSQが控えていたことから、一段安も起こり得る状況であったが、結果としては安定的な動きに終始した。



そこで今週は、週足-2σと週足-1σは、それぞれ変わらず21,050円前後と21,830円前後に位置している。

また月足+1σも21,829円に位置しているため、21,830円突破が今週の課題である。

この値を突破できれば、強気相場の復活の可能性が高いと考えて良いだろう。

反対に、週明け直ぐにSQ値である21,575円を超えられなければ、再度の下値模索に入る可能性が高まる。

ここは結果が出てから動いても、遅くは無いだろう。








飲み会が終わり、林野は結衣を京都駅まで送っていた。


「ちょっと気になることがあるんですが・・・。」


聞きにくそうに結衣が言う。


「何ですか?僕が答えられることなら、何でも聞いて下さい。」

「じゃ、お言葉に甘えて。長谷部さんが、美波さんをこの程度の知識で儲けられるなんて信じられない、みたいなことを言ってたじゃないですか!?」

「はい。」

「どうして美波さんは儲かるのに、長谷部さんはまだダメなんですか?」

「あー、それね。つまりですね、投資法って、二段階で構築されてると考えて下さい。」

「二段階??」

「はい、まずは損をしない為のやり方、よろずのさんが言うところの損切りと戻り待ち、これが第1段階。」

「ええ。」

「その成功率を上げる為の銘柄やタイミング選びが第2段階。」

「はぁ。」

「第1段階って、余り知識は関係無いんですね。よろずのさんの説明でも、難しいこと言って無かったでしょ。要するにやり切る覚悟があるかどうかの問題です。これに対して第2段階は、より効率的な銘柄、より効率的なタイミングなんかを探らないといけないから相応の知識量が要るんですよ。」

「なるほど。」

「儲けられるかどうかは、第1段階の問題なんです。それを長谷部は出来て無い。だから、第2段階で何とか補おうと長谷部自身は努力してるんだけど、その努力は無意味なんですよ。なんせ儲けられるかどうかは第1段階だけに掛かっているから。」

「長谷部さんはそのこと・・・。」

「どうだろ!?気づいているか、いないか!?何度か話したことはあるけどね。よろずのさんがこう言ってるよって。」

「そうなんですね。」

「あ、それと美波は本当に儲けられる実力があるかどうかは、まだ分からないですよ。なんせ、試行回数が少ないからタマタマってこともありますからね。」


笑顔で分かりやすく説明してくれる林野を、急に大きく感じる結衣であった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし