180409








日経平均21,678.3
TOPIX1,725.9
騰落レシオ103.6%
RSI75.1%
乖離率1.64%
売買指数100




中村に引き受けさせた日の帰り道。

結衣とマコこと、渋川真沙子は、駅に向かって並んで歩いていた。

寒の戻りで、『肌寒いなぁ~』と思いながら・・・・。










「ねぇ、マコ。ホントに、あの話、理解出来たの??」

「まぁ、半分くらいだけどね。」

「へぇ~。」


『半分でも凄い!』と感心する結衣。


「あたしも、その戦略や戦術!?前から興味あったから。でも、ああ言う具体的な階層になってるとは知らなかったわ。」

「そうなんだ。」

「戦いも、本来は分析が必要なものだからね。でも、歴史家でも、戦いの因果関係は研究しても、戦いそのものを研究する人は少ないのよ。」

「どうして?」

「戦争って、特に中世のものとかは、記録も少ない上に量が多いのよ。信長の戦い全てを研究し尽くすこと自体難しいと思うのよ、記録が正しく残ってないし。戦争の経過を記録したものって、まず無いからね。」

「へぇ~。」

「あたしが最初に興味持ったのは、天王山の戦い。」

「天王山?」

「勝負事で、今日は天王山ダァーって、聞かない?」

「あ、聞く、聞く。」

「その語源となった戦い。教科書とかでは別名の山崎の戦いって言うんだけど、信長亡き後、秀吉と光秀が戦ったのよ。」

「へぇ~。」

「因みに、その山崎の戦いって、山崎駅のところであったんだよ。高槻過ぎたところの!」

「えっ、そんな重要な戦いが、こんな近くで!?」

「そうだよ。知らなかったでしょ。」

「うん、全然!」

「あたしがジックリ教えたげるから、覚悟しなさい!」


渋川の笑顔を怖く感じる結衣であった。



 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし