180412








日経平均21,660.3
TOPIX1,718.5
騰落レシオ101.8%
RSI72.9%
乖離率0.68%
売買指数38






大型銘柄は、その多くが日経平均に連動する。

今のように、場中の日経平均の動きが大きい時は、使い物になる。

が、相場が安定して、場中の動きが殆ど無くなってしまったら使い物にならなくなることを、林野はまだ知らない。








林野の悩みは、暫く試行錯誤を繰り返して、自身で解決を試みるしかない。

が、結衣や渋川の悩みは、中村の力である程度解決出来るのである。

そう考えれば、結衣や渋川は幸運とも言える。


が、必ずしもそれが幸運だと断言出来ないないのが投資の世界である。

簡単に手に入れられたものは、簡単に失う。

苦労して手に入れたものは、簡単には失わないし、失えない。

『狡兎死して走狗烹られ、高鳥尽きて良弓蔵る』の格言で有名な范蠡の長男が犯した失敗の逆を、投資家は犯すのである。




しかしながら、そのような失敗を犯す可能性が高いと自覚していない2人、結衣と渋川は、早々に中村を呼び出していた。

元来、人の良い中村は、よろずののように嫌な顔一つせずに、その呼び出しを受けていた。


「ごめんね、よろずのくんが居なくなって忙しいでしょ。」


先に結衣が申し訳無さそうに言った。

心底申し訳無いと思っている結衣なのだが、早く話を聞きたいと言う子供のような好奇心に負けて、悪いと思いつつ渋川と二人で中村を呼び出したのである。


「大丈夫です。先輩が3ヶ月先の仕事まで整理して行ってくれたんで、そんなに大変じゃないです。」

「3ヶ月先??」

「新規の受注が無くても、既存の受注見込みで数字が落ちないようにユーザーと調整してくれてるんです。先輩が整理してくれたスケジュールで、3ヶ月先までは問題ないです。課長からも、新卒の配属がある7月までは、無理しなくて良いって言われてますから。」


何気に答える中村であったが、聞かされたら結衣と渋川は目を丸くした。

多少の受注調整は自分たちもするが、出来るのは月末か月初かくらいである。

3ヶ月先まで調整するなんて、聞いたことが無かった。

話し半分としても、よろずのなら出来そうと思ってしまう結衣であった。


 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし