180413







日経平均21,778.7
TOPIX1,729.4
騰落レシオ105.2%
RSI72.7%
乖離率0.97%
売買指数59



よろずのの話に呆気に取られた2人である。

が、今は亡き!?よろずのの話など、どうでもよいのである。

投資の話を聞きたい、こっちの方がよほど重要なのである。







「じゃ、僕が先輩から教わったことを順番に話しますね。」

「お願いしますぅ。」


言いながら、2人声を揃えて、頭を下げる。


「まず、戦いは三層に分類します。作戦、戦略、戦術です。」

「そういう分類の仕方、この間初めて聞いたんだけど。研究家の間では、一般的なの?」


渋川が尋ねる。


「いえ、これは先輩の師匠の考え方だと先輩に教わりました。」

「あ、そうなんだ。ローカルかぁ~。」

「それで、この三層は、絶対的なものではなく、人の立場それぞれで変わる、つまり相対的に存在してるものだと言うことです。」

「相対的?」

「そうです。例えば国王にとって実際に戦う合戦は、多くの場合、最下層の戦術に分類されます。」

「うんうん。」


頷く結衣だが、話の半分も理解出来ていない。


「それは、国王としての目的は、合戦に勝つことではなく、相手国を屈服させることになるからです。屈服させる為の方策の一つとして合戦を使う。そうなると、合戦以外にも、国力増強の為の内政や、外交なんかがあるんです。例え合戦に勝っても、負けた相手が周辺の全ての国と同盟したら、次は周辺の国全てを相手にしなければならないことになる。つまり、戦いに勝っても、勝負に負けたことになる。」

「なるほど。」


今度は渋川が相槌を打った。


「これに対して、将軍だと、合戦は作戦になります。合戦の中の一部の期間が戦略になり、一部の場所、つまり局地戦が戦術になる。将軍は、合戦だけを考えるもんでしょ。」

「あれ?将軍は、合戦だけじゃなく、政治やってたんじゃない?江戸時代。」


結衣が素朴に質問する。


「日本の将軍は、特殊なんですよ。それでも、本来の将軍は、合戦を指揮して勝つ為の立場であって、勝つ為の道具として、占領地の政治をやるんです。これを軍政と言います。」

「軍政・・・???」


結衣にとっては、初めて聞く単語である。


「第二次世界大戦中の日本軍は、大戦初期には連戦連勝で、中国や東南アジアを占領したじゃないですか。その占領地には、当然ながら現地人が居る訳で、人が居たら政治は必要になります。どうしてたと考えてたんですか?」

「正直言うと、考えたことも無かった。ゴメン。」

「いえ、考えたこと無い人が大多数だと思いますよ。占領地の政治は、軍が直接行うか、軍が承認した現地人の政府がやるんです。」

「へぇ~、軍隊って殺し合うだけなのかと考えてたわ。」

「違いますよ、そう言う思い込みは、改めた方が良いですよ。戦いに限らず、投資でも思い込みは命とりになりますから!」

「はいっ。」

「まぁ、そう言うことで、僕にとっての投資の目的は、作戦終了時に資産が増えていることになります。だから、その途中に、資産がどうなってても、基本的には気にしません。」


『気にしないと言われてもなぁ~』と、思う2人であった。




①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし