日経平均 | 22,481.0 |
TOPIX | 1,770.4 |
騰落レシオ | 105.3% |
RSI | 37.9% |
乖離率 | △1.16% |
売買指数 | △70 |
この間までGWだと思っていたら、もう5月の最終週である。
今週末からは6月になり、梅雨の時期になる。
そうなると、今年も半年経つことになり、気が重くなる結衣である。
さて、自分が成長していないことで気が重くなっている結衣は、今回は関係ない。
結衣と飲んだ別日に、一人飲んでいた林野のところに、美波がやって来たのである。
別に待ち合わせをしていた訳ではなく、美波も一人飲みしに来たところに、林野が居ただけである。
「あんたも相変わらず寂しい男ね。カウンターで一人飲んでるなんて。」
挨拶する前から、毒をを吐く美波。
「開口一番それか!?美波は、どうなん?待ち合わせか??」
「それなら、あなたの隣に座らないわ。」
「はい、はい。」
「あたしも、ビール!」
呆れたように相槌を打つ林野の隣に座りつつ、目の前の店員に注文する美波。
「食いもんも頼めよ。」
「ここにあるじゃない。」
自分のを盗られそうに感じた林野が言うと、林野が感じたことを明確に宣言する美波である。
「儲かったんとちゃうんか??えーっと今年は・・・・。」
「8885ラ・アトレ!?」
「そう、そう、8885ラ・アトレ。」
「それが今年もダメだったのよぉ~。」
笑いながら答える美波。
「なんや、今年もかい!!」
「今年は、2月から4月って全然だったでしょ。」
「まぁな。」
「4月に入った時には、持ってるの全部GW前に売れるか心配したくらいだったのよね。株価も殆ど騰がって無かったし。」
「それで?」
「4月終わりにちょっとした材料出て吹いたから、慌ててぶつけて売り切ったわ。今年は損失覚悟してたけど、プラスに出来て良かったわぁ~って感じ。」
「ふーん。」
「だから、ここで会ったのも、相場の神様の御加護と思って、支払いはたのむわよ。」
「なっ・・・!?」
「結衣ちゃんから、デイでかなり儲けてるって聞いたわよ。」
結衣の名前を出したら、林野が弱いなことを知っていて、敢えていう美波であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし