180608








日経平均22,694.5
TOPIX1,781.4
騰落レシオ96.7%
RSI58.6%
乖離率1.13%
売買指数30





「あのさぁ~、ランチの時まで、本読むの止めてくれない!?」

「ごめんごめん。読み始めると面白いのよ。」


斯波の苦言を、笑顔で謝る渋川である。







「あんた一体何冊読む気なのよ。」

「何冊だろ!?分かんない。」


ここ最近、会っている時でも本を読みまくっている渋川である。


「あのさぁ~~。」

「でも、面白いのよ。中村くんから話を聞いて読み返したら。瑞稀も聞いたんでしょ、天王山の戦いの話。」

「何それ!?聞いてない。」

「あれ?瑞稀聞いてなかったんだ。天王山の戦いで、再来年の大河ドラマの主役になる明智光秀は、負けるべくして負けたって話を、中村くんが教えてくれたの。」

「どういうこと??」

「秀吉と光秀が対戦した天王山の戦いは、今の名神高速道路の天王山トンネルのところ、JR山崎駅のところね。ここは、天王山の山が張り出している上に、桂川や宇治川、木津川の合流地点になっていて、通れる道が狭くて大軍を移動させることが難しい地形だったのよ。」


yamazali1スマホに地図を表示させながら説明する渋川。


「うん。」

「こういう地形では、高所に陣取る方が圧倒的有利になるのね。つまり、天王山に陣取った方に圧倒的な確率で勝利の女神が微笑むのよ。だから、秀吉は弟の秀長に命じて天王山に陣取らせたんだけど、実は先にここに到着していたのは、光秀軍だったのね。」

「あれ、じゃぁ、どうして光秀は天王山取らなかったの??」

「そこ、そこなのよ。そこが面白いのよ。」

「どこがよ!?」

yamazali2「この天王山の戦いのときに、光秀軍が布陣したのは、天王山から京都よりの勝竜寺城、今で言うところのJR長岡京駅だったのね。」

「1駅手前に陣取ったんだ。」

「でも、両軍は天王山付近の小泉川を挟んで激突したの。つまり、天王山の地形の恩恵が強い場所で光秀軍は秀吉軍を迎え撃った訳なのよ。」

「光秀って、バカなの!?」

「でしょ、だから面白いのよ。光秀も、一代で成り上がった切れ者のはずなのに、どうして1駅分離れた勝竜寺城に布陣しておきながら、天王山付近で秀吉軍を迎え撃ったかってこと。」

「それだけ城が大事だったから、城を中心に布陣した。そして、城から遠いところで戦ったってことかなぁ~。相手の地形的有利さにまで思いが至らなかったってことだよね。」

「でもね。光秀は、小泉川を挟んだ戦いに敗れたら、勝竜寺城で秀吉軍を迎え撃つことなく逃げ出しているのよ。つまり、城を大事だと思っていたなら、そこで踏み止まるべきなのにそれが出来なかった。面白いと思わない!?」

「確かにね。」


一見、投資と関係無さそうな話で盛り上がる2人であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし