日経平均 | 21,811.9 |
TOPIX | 1,695.3 |
騰落レシオ | 81.0% |
RSI | 23.3% |
乖離率 | △2.49% |
売買指数 | △337 |
暴落した日経平均である。
しかし、500円下げても、元々が20,000円台なので、昔ほどのインパクトは無い。
週足-2σに到のも、まだ1,000円下げないといけない。
昨晩のこと。
チャートをチェックしていた結衣は、メゲずにLINEを林野に送った。
「メイテックちゃんは、衝撃のローソク足見間違いがありましたが、今度こそなんだかいいかんじになってきたと思うのですが、どうでしょう?」
LINEに気付いた林野は、直ぐにチャートをチェックした。
衝撃の見間違いの翌日から、2日連続で、下値を切り上げた陽線で終わっていたのである。
日足ベースでは、次が勝負になりそうな感じである。
また週足では、大陽線となっていた。
が、こちらは持ち合いからのものではないので、プラマイゼロと考えてよい。
ただ、気になるのは、5分足である。
こちらでは、3,200円を挟んだ持ち合いが続いていた為、エネルギー的にどうかと言うことを示していた。
それでも、勝負時が近づいているのは確かな為、買ってみるのも良いかなと思った林野は、そう返信した。
「うん。いいと思うよ。」
「おぉ!やったぁ。今日、注文いれよっと。」
直ぐに返信があった。
『直ぐにかぁ~。』と思った林野である。
自分も、よろずのに聞いていた時は、同じように許可が出れば、直ぐに買っていたことを思い出したのである。
でも、よろずのが言うには、それは『買え』と言うことではなく、『買って良い』と言うことなのだと。
許可が出たら、そこで買うのではなく、買うことを検討し、以降に自分の買うタイミングになったら買うと意味だということであった。
「オレなら、+1σまで下がるのを待つとこだけど。」
そう考えながらも、結衣は自分のやり方をやっているのであろうから、要らぬ口を挟むことはできないと考えた林野は、一応、注意を促す感じでLINEを入れた。
「ただ、日足では今日が勝負の日だからね。損切り覚悟でやっちてみて!」
結衣から返って来たOKのパンダのスタンプを見て、『これも経験と理解して貰おう』と思った多少無責任な林野であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし