日経平均 | 21,785.5 |
TOPIX | 1,692.8 |
騰落レシオ | 80.8% |
RSI | 25.1% |
乖離率 | △2.25% |
売買指数 | △481 |
日銀短観が2期連続で悪化した。
2期連続でマイナスに落ちた訳ではないのだが、それでも材料としてのインパクトは大きい。
これから消費税アップが控えていると言うのに。。。
「今はね、攻め込まれてるのよ。敵と対峙して一進一退の攻防をしてたんだけど、向こうが天候の悪化を利して、軽く攻め込んで来たところなのよ。」
ランチ中、現状を戦場に見立てて、斯波に説明する渋川である。
3547串かつ田中が半値になって、完全にヤル気OUTの斯波は、興味無さ気に相づちを打った。
「それで?」
「隙を突かれて第一次防衛ラインを突破されたから、第二次防衛ラインまで引いて押し返すか?それとも、敵の隙を見つけて押し返すか?どっちかって感じ。」
「隙を突かれるって、用兵家としては終わってるんじゃない!?それで、軍師のマコとしては、どっちの戦術を取る訳?」
『一応、話は聞いているよ。』と思わせる為に、適時ツッコミも入れる。
「敵も総攻撃じゃないのよ。総攻撃にしては、兵力が少な過ぎるから、敵もあれ?って感じで来てると思う。だから、こっちが少しでも抵抗を強めれば、敵はまた第一次防衛ラインの向こうまで引くと思うの。」
「じゃ、本気出したら!?」
「あたしの命令で動いてくれる訳じゃ無いから。各個の判断で攻撃を仕掛ける訳だから、旗印となる材料が欲しいところなのよ。」
「例えば?」
「極端な円安とか、米国市場の暴騰とか!?」
「でも、それって、押し戻す為の材料と言うより、普通に買う為の材料だと思うんだけど、違うかな!?」
「そっか、そうよね。じゃ、ここでの反撃は、どうなるんだろう!?」
ランチを睨みつけ、自分の世界に埋没して行く渋川であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし