180726








日経平均22,586.9
TOPIX1,765.8
騰落レシオ101.9%
RSI61.0%
乖離率0.27%
売買指数234





林野にLINEを送る前。

耳寄りな情報を結衣はゲットしていた。

土曜日の夕方、『先輩と飲む約束してますよ。』と言う中村の一言だった。







先輩とは、言わずと知れたよろずののことである。

塀の中に入って4ヶ月。

全く音沙汰が無かったヤツが、久しぶりに出て来る。

よろずのには、絶対にバレないように中村に言い含めた結衣であった。

急ぎ連絡したものの、佳奈と斯波には先約があり、来れなかった。

結衣と渋川、中村、林野、そしてよろずのの5人となったのである。




さて当日。

よろずのと林野に伝えた30分前に店に集合した3人は、子供のように盛り上がっていた。

中村以外に人がいるのに気付いて、絶対によろずのが不機嫌になると言うのは、結衣と中村の一致した意見である。

分かった途端に帰られるのを避ける為に、先に集合しているのである。

『よろずのが予想通りに反応するのか!?』

ひとしきり盛り上がったところで、短髪で色黒のスーツ姿の、ちょっとヤバそうな男が顔を出した。

当然ながら、それがよろずのであった。




よろずのは、結衣と目が合った途端、全てを察知したかのように気付かないふりをして、そのまま歩き去ろうとした。

結衣は追いかけ、ガシッと腕を掴んで、無理やり席にまで引きずり込んだのである。


「おまえ、騙したな!!」

「中村くんは騙してないよ。あたしたちが、勝手に付いてきたんだから!!」


よろずのは、結衣に逆切れされそうになって、何も言い返せなくなった。


「まぁ、先輩。ここは観念して下さい。」

「あのなぁ~~・・・・。」


溜め息混じりに応じるよろずの。

この一部始終を見て、肩を微かに震わせながら、必死に笑いを堪えていた渋川であった。





 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし