日経平均 | 21,857.4 |
TOPIX | 1,683.5 |
騰落レシオ | 99.3% |
RSI | 23.2% |
乖離率 | △2.84% |
売買指数 | △300 |
予想以上に下げている。
買い待ちの投資家にしては、かなり美味しい展開である。
急がず、ジックリと引き付けて狙いたいが、狙い過ぎると逃げられる。。。。
「対人戦では、結衣がイメージしているような解答は出ないと思うんだけど、なんでハッキリ否定しないの・・・。」
結衣がトイレに行ってる間に、渋川がよろずのに言う。
「明確に否定したら、課補は考え込むでしょ。考え込むこと自体が無意味だと思うから、アバウトな感じで濁したんですよ。」
「つまり、今のは結衣用の答えだって訳ね。」
「まぁ、そうなります。」
「じゃ、あたし用の答えを教えてよ。あの言い方じゃ、あたしは理解できないわ。」
「渋川さんなら、分かって貰えると思いますよ。正直、チャートに基づく投資なんて言うのは、バカしあいです。騰がりそうと思って仕掛ければ騰がることもあるし、仕掛けを狙われて逆にやられれば下がることもある。言い切れるのは、騰がり易い状況か、下がり易い状況かを見極められる目だけは持つことができるってことですね。」
「目??」
「はい、みんなチャートの形だけで騰落を判断しようとしてるんですけど、それ以上に大事なのは、天地、つまり、タイミングと環境ですよ。月末、月初、曜日、SQ等々のタイミングと、米国相場、ドル円、政治、経済等の環境が、チャートの形以上に、チャートに影響力を及ぼします。」
「そうね。」
「ただ、天地が意識され難いのは、一晩で大きく変わるってことが少ないんですよね。昨日と今日で、大きく変わるのは、米国相場くらい!?たまにドル円もあるか・・・・。」
「確かに大きく変わることは少ないわね。」
「だから、チャートの形のみに頼ってしまうようになるんですけど、頼れば頼るほどチャート外の動きに気を払わないといけない。それこそ、伏兵なんかに襲われないようにしないといけない。」
「なるほど。」
「ねぇねぇ、何の話??」
話の途中で戻ってきた結衣に、渋川がはぐらかすように言う。
「林野さんと萬野くんが、最近、結衣が老けてきたんじゃないかってヒソヒソ話をしていたのよ。」
「えっ!!!」
結衣以上に大きな声で驚く林野と、シラーッとするよろずのであった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし