180817








日経平均22,270.4
TOPIX1,697.5
騰落レシオ97.9%
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売買指数△84





「それは、例えば、今まで自軍に順風、敵軍に逆風が吹いていたのに、風向きが180度変わって、自軍が逆風になるって感じかなぁ~。」

「逆風!?」


よろずのが、長期相場の変化を風に例えることに、理解がついて行かなかった渋川である。







「地形を研究して、自軍に有利な場所に陣取ってたら、いつの間にか風向きが逆になってた感じだね。」

「風が逆になるのが、そんなに大きい!?」


言葉での逆風は大きく感じるが、実際の問題で、風向きなんかそれほど気にするべきかと思った渋川は、その思いをそのままよろずのにぶつけた。


「大きいよ。そもそも矢の射程距離が変わる。今まで自軍の矢は届いても敵軍の矢は届かないという有利な距離があったのに、それが逆になって不利な距離が出来てしまう。他にも、突撃すれば、風が背中を押してくれていたのに、前から風に押し戻されるのに変わる。何より、砂埃が目に入って、目が開けられなくなる。」

「なるほど、それは大きいわ。」


納得の結衣である。


「長期相場の局面は、それくらい大きな変化になるんだけど、だからと言って直ぐに何とかなるというものではない。だから、最初はついつい見逃されがちになる。風向きの変化も、よくよく注意してないと見逃されがちになるからね。」

「なるほどぉ~~。」


よろずのに説明されて、思いの他納得した渋川。


「だから風向きが大きく変われば直ぐに撤退するべきなんだけど、風の強さと向きには統一性が無いから、どれだけ向きが変わって、その強さがどれくらいから撤退すべきなのかが、なかなか判断つかない。」

「うんうん。」

「だから、自軍の調子が良いときほど、司令官はなかなか撤退に踏み切れない。でも、風は想像以上に兵士の体力を奪うから、敵軍に押され始めてからの撤退だと遅過ぎるんだよ。押される前に撤退しないといけない。」

「そっかぁ~。」

「その見極めが大事なんだけど、ここが正解ってのは無い。多少の被害を覚悟して攻める時と、被害を最小限度にしたい時とは、自ずと判断するタイミングや状況は違ってしまうから、余計にはんだんつかなくなるんだよ。だから、自分の中で杓子定規を持つことが大事。状況に応じて変わると言うことは、絶対的正解が無いってことで、全てが見方によっては間違いとなる。」

「えっ・・・・。」


『間違いになる』と言われて、ちょっと言葉に詰まる渋川であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし