180926








日経平均24,033.8
TOPIX1,821.7
騰落レシオ135.7%
RSI96.7%
乖離率3.20%
売買指数543




日経平均はオーバースピードである。

日に日に反落の危険性が高まっている。

果たして売買代金を維持して、期間調整で終われるだろうか!?









チャートの持ち合いは、売買代金でも持ち合いとなる。

だから、売買代金が増えてくると、チャートの形も変わる。

このことから、売買代金に注目する投資家が多いのである。




「基本的にボックスが崩れるときは、売買代金が増えるんですよ。だから、売買代金が増えている間は、新しいトレンドを形成する可能性がある訳なんですけど、分かります!?」

「そうですよね。それは分かります。でも、需給が崩れるのなら、売買代金が減って崩れることもあるんじゃ無いですか??」

「そうだよね、需給が崩れるなら、マイナスでも崩れるよね。」


結衣の意見に同意する渋川。


「例えば今回、ボックスの上限になっても売りが出なかったとしますよね。上限に近づいて細った買いが、更に細った売りを吸収して上放れたってことですね。」

「そう、そういうこともあり得ますよね。」

「あり得ないです。」


一刀両断にぶった切る林野である。


「どうしてですか??あ、これは林野さんの説明に対して否定的な意味じゃなくて・・・。」

「こういう質問では、気にしなくて良いんですよ。」

「ありがとうございます。」

「はい。それで売りが増えなかったとしても、買いは減りますよね。値段が上がっているんですから。これは大丈夫ですね。」

「はい。」

「売りが増えずに、買いも増えない。そうなると、今度はその価格帯で値を保つことになるんです。」

「値を保つ??」

「そうです、2兆円の時にボックス相場になったのと同じように、高値でのボックス相場になってしまうんです。売り買い共に細っているから。」

「上には抜けないんですか!?」

「赤松さんは、高値を買いたいですか??」

「いえ、出来るだけ安く買いたいです。」

「それなら、高値をどんどん買い進めるだけの資金が現れないと難しいと思いませんか!?」

「なるほど、そうですね。」

「だから、売りが減ったとしても、買いが増えない限りは放れないんです。」

「逆も同じ??」


渋川が横から聞く。


「逆って下抜けですよね。買いが減っても、売りが増えない限りは下抜け無いです。結局、放れる時は、売買代金が増える一択なんです。」


言われて、激しく頷く結衣と渋川であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし