+2σ | +1σ | 基準線 | -1σ | -2σ | ||
週足 | 今週 | 23,900 | 23,330 | 22,750 | 22,200 | 21,650 |
先週 | 23,908 | 23,332 | 22,756 | 22,180 | 21,604 | |
月足 | 今週 | 24,600 | 23,050 | 21,550 | 20,000 | 18,500 |
調整継続中の日経平均である。
先週は、日足-1σである22,900円が上値を抑える形となった。
そこで今週は、日足-1σの突破が目標となるだろう。
日足-1σは1日当たり80円ベースで下落しているので、現値付近を維持できれば、今週中には上値抵抗線を突破できる。
逆に、SQ値や週足-1σである22,200円を下回れば、再び下値模索の展開になる公算が大きい。
暫くは、動くより待つタイミングと言えるだろう。
日経平均が暴落しているとき。
「ラッキー!!」
と考えられるのは、手持ちが少なく、新たに安くで買える投資家だけである。
しかし、その投資家も、反発すると判断して買った後は、『ラッキーになってくれ!!』と祈るようになる。
ここで言いたいのは、人は、そもそも『ラッキー』に感謝しても良いが、『ラッキー』を期待してはいけないと言うことである。
『ラッキー』、つまり幸運に感謝するというのは、良い結果が出た後のことであり、それが自分の実力だと過信するのではなく、幸運に恵まれた結果だと考えるべきだということを教えている。
つまり、それが完全に実力の結果だったとしても、幸運に恵まれたからだと、謙虚に勝負に対峙せよということである。
反対に、『ラッキー』、幸運に期待するというのは、不確定な将来を、自身の足りない実力で上手に乗り切ろうという欲望丸出しの行為と言える。
実力があれば、実力相応の結果で良いのであり、実力が無いからこそ幸運を願うのである。
自分の実力の底上げをせず、存在もしない幸運に期待するのだから、乗り切れないのが現実である。
幸運は、感謝こそすれ、期待してはいけない。
しかし、多くの人は、幸運に期待し、感謝することは無い。
だから、追い詰められた人は、訳の分からない宗教に縋るようになる。
宗教に縋って救われることは無い。
もし、宗教に救われたと感じたことのある人は、ここで言えば、感謝と期待を取り違えていたことを気付かされた人たちである。
「でも、買ったら『騰がれーっ!!』って、祈りたくなるよね。」
誰もが思っていることである。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし