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日経平均21,583.1
TOPIX1,625.7
騰落レシオ91.0%
RSI42.1%
乖離率△1.81%
売買指数△27





リンゴショック第二派である。

7201日産ショックも来た!!

が、下では鯨が悠々自適に泳ぎ回っている為、大きく下げられないだろう。




「先輩は、兼業投資家は仕事中に株価を見るのは良く無いって言うでしょ。」

「うん、それは聞いてる。株価が気になってトイレで見る投資家は、儲かってない投資家だって言ってた。」


結衣が中村の質問に答えた。


「そうです。そういう風に気になるのは、波動というものをシッカリと理解する前に始めたからで、理解してないから儲からないんですよね。そして理解してない間は、株価が気になって耐えられないんですよ。斯波さん、そうじゃなかったですか??」

「そうだったけど!?だって仕方ないじゃない、始めての投資だったんだから。」

「そうですよね。知らない人はそうなります。だから、このことはシッカリと理解していないと、失敗することになります。」

「理解したら、大丈夫なの??」

「はい、多分、3547串カツ田中を売りたくなると思います。」

「・・・・・。」


何も言えなくなった斯波を見て、結衣が空気を変えようと話を転じた。

「じゃ、今から説明して。」

「はい、じゃ行きますよ。」

「どうぞどうぞ。」


片手をあげて促す渋川。


「ここに相場の波動があるとします。この波動は、数学の関数みたいに、キレイに上下運動を一方的にしている訳では無いんです。」

「キレイにって言うのは?」

「ほら二次関数とか、三次関数とかのグラフを思い出してください。頂点に行くまでは一方的に動く訳です。上昇してたのが、途中で下降するってことは無いでしょ。」

「うん。」

「だから、投資を始める前の人は、グラフに対してそういう一方通行の動きになるという誤ったイメージを持っているんですね。」

「でも、そうじゃないってのは、みんな知ってるわよね。」

「うん。」


結衣の言葉に、全員頷く。


「そうです。中くらいの波動は、小さい波動の寄せ集めで形作られてるってことは、よく聞く話ですよね。」

「うん。」

「いやいや、そんなこと言うのはよろずのさんの周囲に居る人たちくらいだよ。他所では、余り聞いたこと無いよ。」

「あ、そうなんですか??」


結衣が言う。


「うん、他の言い方してるのかも知れないけどね。余り波の寄せ集めみたいな言い方は聞かないなぁ~。」


思い出しながら言う林野であった。




 

 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし