190118








日経平均20,666.1
TOPIX1,557.6
騰落レシオ84.4%
RSI62.0%
乖離率2.02%
売買指数12






米国市場は、続伸となった。

これだけ米国が強ければ、日本も上値抵抗線を抜ける環境が整いつつある。

あと必要な条件は、売買代金か・・・・。








「それと最後にもう一つだけ良いですか??」

「いいですよ。」


結衣の言葉に、林野は軽く答えた。


「この本にある『カウンティング』なんですけど。」

「それは、『偏り』という言い方をしていますね、よろずのさんは。」


問うような言い方を結衣がしたので、林野はついつい話の途中で答えてしまった。


「『偏り』ですか・・・。」

「そうです。例えば、よろずのさんは、『過ぎたるは及ばざるが如し』って、良く言うじゃないですか!?」

「そっ、そうかなぁ~。」


余り思い当たらない結衣。


「ええ、つまり高さを例で説明すると、高過ぎると下がり、低過ぎる、つまり及ばないと上がるというのが、よろずのさんの基本的な考え方です。だから、今やってる買い下がりの投資って、及ば過ぎるから及ぶという修正力が働くっていう前提の投資法になっているんです。」

「およばすぎる??」


聞きなれない言葉に、そのまま言葉を返してしまう結衣。


「下方向に行き過ぎたら戻るってことです。下に行き過ぎたところで買えば、修正力によって上に戻る、その戻る力を利用するってことです。」

「なるほど。」

「よろずのさんは、相場の偏りを一番注視しますよね。」

「でも、それだったら、萬野くんが良く言っていた『上放れは買い』ってのと矛盾してませんか??上放れって、その偏りを更に大きくする動きですよね。」

「初心者なら、そう感じますよね。」

「林野さんがそういう言い方をするってことは、やっぱり私が間違っているんですね。」

「間違っているというより、今から説明する見方を知らないだけです。」

「別の見方ですか・・・・。」


『上放れに別の見方があるんだろうか!?』と思う結衣であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし