190206








日経平均20,874.0
TOPIX1,582.1
騰落レシオ124.2%
RSI64.1%
乖離率0.72%
売買指数140





二月、如月。

例年なら、一年の中で最良の買場を与えてくれ易い月である。

しかし今年は、これ以上調整が続いて欲しくないというのが、多くの投資家の本音だろう。







結衣は、よろずのが退院したことを中村から聞いた。

ただ、暫らくは自宅療養になるらしく、飲み会はまだ先になると言うことだった。


「自宅へのお見舞いですか!?無視されると思いますよ。」


よろずのと会えるのが暫らく先だと聞いた結衣は、自宅への見舞いに行きたいと暗に中村に提案してみたが、軽く一蹴されてしまった。


「無視って!?」

「居留守使うと思います。」

「萬野くんならやりそうね・・・、でも、中村くんだけだったら!?」

「僕が行ったら叱られます。それは勘弁して下さい。」


本気で嫌な顔をする中村を見て、無理だと悟った結衣であった。

もし、中村が叱られる程度なら、後ろで隠れて扉を開けさせようと思っていたのだ。

が、これほど嫌な顔をされては、諦めざるを得なくなった。



しかし、ここで挫けては女が廃ると思い、違う角度で中村に探りを入れてみようとした。


「でもさ、一人で不自由してないのかな!?」

「どうしてですか??」

「怪我したの腰でしょ。動き辛いんじゃないかと思って・・・。」

「大丈夫ですよ。もし手助けが必要なら、由紀子先輩なりに連絡してると思いますから。」

「由紀子先輩って女性でしょ。男性が手伝わないといけないことってないかな!?」

「男手が必要なら、それこそ先輩からか、由紀子先輩から連絡があると思います。無いから大丈夫です。」


更に食い下がってみた結衣であったが、呆気なく中村にあしらわれて、今度こそ本当に諦めざるをえなくなってしまった。




 

 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし