日経平均 | 20,333.1 |
TOPIX | 1,539.4 |
騰落レシオ | 104.5% |
RSI | 41.3% |
乖離率 | △1.86% |
売買指数 | △92 |
米国市場は続落した。
シカゴCMEも20,540円と大幅安である。
SQ当日は、安く始まった方が良い。
「デイトレなら、4592サンバイオの方が良く無いですか??」
出来ない銘柄より、出来る銘柄の方を聞きたいと考えた林野は、ここぞとよろずのに聞いてみた。
「まぁ、今はそっちもあるからな。でも、4592サンバイオは、みんなやってるんとちゃうか!?」
「そうですね、やってると思います。」
多くの投資家が参加する銘柄は、出来る反面、難しくなる。
出来るということは、資金力のある投資家、つまり実力者の参加が可能となる。
つまり、そういう相手とゼロサムゲームの戦場で戦うことを意味しており、実力不足であればカモにされることになる。
それが分かっている林野は、自分の実力を過信しないようにしていることから、デイトレの中心銘柄には消極的だった。
「それでも、欲深く追わなかったら勝てるやろ。試してみたら!?」
「はぁ・・・・。」
よろずのが軽く言うので、疑心暗鬼に陥る林野である。
こういう言い方をする場合、必ず裏があるというのが、林野が持つ経験則である。
だから、こういう言われ方をしたときは、かなり慎重に考えなければならないと思っていた。
その思いが、ついつい沈黙と言う形で出てしまった。
「なんや、おまえ信用しとらんな!?」
「いえいえ、してますよ。僕がデイトレできるようになったのも、よろずのさんのお陰ですから。」
「じゃ、やってみ。お前の実力が測れるから。」
「やっぱり。」
今度は、ついつい声が洩れた林野である。
「何がやっぱりや!?」
「だって、そのまま口車に乗っていたら、上手く行くかどうか分からなかったということでしょ。ああいう言い方されたら、僕の実力で通用すると思うじゃないですか!?」
当然ながら、よろずのの軽口に文句を言う林野。
「あんなぁ~、通用する可能性がそこそこあるから言ってやってんの。可能性が無かったら言わんやろうが。それに、その可能性を引き寄せられるかどうかは、お前次第。そこまで面倒見切れへん。」
「それは、分かりますけど・・・。」
「じゃ、ウダウダ文句言うな。」
「はぁ・・・・・。」
よろずのには、全く強く言えない林野であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし