190208








日経平均20,333.1
TOPIX1,539.4
騰落レシオ104.5%
RSI41.3%
乖離率△1.86%
売買指数△92







米国市場は続落した。

シカゴCMEも20,540円と大幅安である。

SQ当日は、安く始まった方が良い。







「デイトレなら、4592サンバイオの方が良く無いですか??」


出来ない銘柄より、出来る銘柄の方を聞きたいと考えた林野は、ここぞとよろずのに聞いてみた。


「まぁ、今はそっちもあるからな。でも、4592サンバイオは、みんなやってるんとちゃうか!?」

「そうですね、やってると思います。」


多くの投資家が参加する銘柄は、出来る反面、難しくなる。

出来るということは、資金力のある投資家、つまり実力者の参加が可能となる。

つまり、そういう相手とゼロサムゲームの戦場で戦うことを意味しており、実力不足であればカモにされることになる。

それが分かっている林野は、自分の実力を過信しないようにしていることから、デイトレの中心銘柄には消極的だった。



「それでも、欲深く追わなかったら勝てるやろ。試してみたら!?」

「はぁ・・・・。」


よろずのが軽く言うので、疑心暗鬼に陥る林野である。

こういう言い方をする場合、必ず裏があるというのが、林野が持つ経験則である。

だから、こういう言われ方をしたときは、かなり慎重に考えなければならないと思っていた。

その思いが、ついつい沈黙と言う形で出てしまった。


「なんや、おまえ信用しとらんな!?」

「いえいえ、してますよ。僕がデイトレできるようになったのも、よろずのさんのお陰ですから。」

「じゃ、やってみ。お前の実力が測れるから。」

「やっぱり。」


今度は、ついつい声が洩れた林野である。


「何がやっぱりや!?」

「だって、そのまま口車に乗っていたら、上手く行くかどうか分からなかったということでしょ。ああいう言い方されたら、僕の実力で通用すると思うじゃないですか!?」


当然ながら、よろずのの軽口に文句を言う林野。


「あんなぁ~、通用する可能性がそこそこあるから言ってやってんの。可能性が無かったら言わんやろうが。それに、その可能性を引き寄せられるかどうかは、お前次第。そこまで面倒見切れへん。」

「それは、分かりますけど・・・。」

「じゃ、ウダウダ文句言うな。」

「はぁ・・・・・。」


よろずのには、全く強く言えない林野であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

1037分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし