日経平均 | 20,977.1 |
TOPIX | 1,577.4 |
騰落レシオ | 101.4% |
RSI | 38.9% |
乖離率 | △1.83% |
売買指数 | △94 |
今日の日経平均は暴落した。
世界景気の後退に起因する世界株安の動きである。
さて、ドコで止まるだろうか・・・・。
「それで、投資AIのことなんですけど・・・・。」
「うん??まだあるんか??」
やはりよろずのの中では終わったことになっていたようだった。
これで終わらせては疑問が解決しないと思う林野は、うまく話しを繋げようと腐心した。
「そうなると、やっぱりそれ程やり難くなってないですよね。」
「というより、やり易くなってると思うぞ。」
「やり易くなってる。。。。」
よろずのの予想外の答えに、林野の分からないことばかりになってしまった。
「前にどこぞの数学者が、株価の動きに規則性は無く、単にサイコロを振るのと同じようだと言ってた。つまり、必然性より、偶然性の方が高いということらしい。」
必然性より偶然性の方が高いとは、予測が難しいということを意味している。
予測が難しければAIは役立たない。
「そうなんですね。」
「だからその話を聞いたときに、オレはチャートの研究を止めたんだ。いくら極めようとしても、偶然性に支配されているなら、極めようが無いからね。だから、チャート研究は、基礎だけで良いって言ったろ。」
「はい。」
「それに『材料はチャートを破る』ってのも、偶然性の方が強いから出て来る言葉でもある。そういう株価の動きで、あくまで必然性の確率で条件分けをするAIが、人より圧倒的な有利な立場に立てると思うか??」
つまり、人は条件分けを超えたところで、感触というものでも判断することができる。
この感触は、良い方向にも、悪い方向にも動くのだが、実力ある投資家には圧倒的に良い方向に動く。
「言われれば、難しそうですね。」
「だろ。逆に、条件分けで最適化するから、多くのAIが同じ動きをするようになる。周囲と同じ動きをしている投資家は儲かると思うか!?」
「儲からないですね。」
「だから、AI相手だと、投資がやり易くなるんだよ。AIは、設計者から与えられた条件でしか考えられないから、それの逆に行けば良いんだよ。」
「なるほど・・・・。」
よろずのが言わんとしていることは分かったが、イマイチ納得し切れない林野であった。
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし