190325








日経平均20,977.1
TOPIX1,577.4
騰落レシオ101.4%
RSI38.9%
乖離率△1.83%
売買指数△94





今日の日経平均は暴落した。

世界景気の後退に起因する世界株安の動きである。

さて、ドコで止まるだろうか・・・・。








「それで、投資AIのことなんですけど・・・・。」

「うん??まだあるんか??」


やはりよろずのの中では終わったことになっていたようだった。

これで終わらせては疑問が解決しないと思う林野は、うまく話しを繋げようと腐心した。


「そうなると、やっぱりそれ程やり難くなってないですよね。」

「というより、やり易くなってると思うぞ。」

「やり易くなってる。。。。」


よろずのの予想外の答えに、林野の分からないことばかりになってしまった。


「前にどこぞの数学者が、株価の動きに規則性は無く、単にサイコロを振るのと同じようだと言ってた。つまり、必然性より、偶然性の方が高いということらしい。」


必然性より偶然性の方が高いとは、予測が難しいということを意味している。

予測が難しければAIは役立たない。


「そうなんですね。」

「だからその話を聞いたときに、オレはチャートの研究を止めたんだ。いくら極めようとしても、偶然性に支配されているなら、極めようが無いからね。だから、チャート研究は、基礎だけで良いって言ったろ。」

「はい。」

「それに『材料はチャートを破る』ってのも、偶然性の方が強いから出て来る言葉でもある。そういう株価の動きで、あくまで必然性の確率で条件分けをするAIが、人より圧倒的な有利な立場に立てると思うか??」


つまり、人は条件分けを超えたところで、感触というものでも判断することができる。

この感触は、良い方向にも、悪い方向にも動くのだが、実力ある投資家には圧倒的に良い方向に動く。


「言われれば、難しそうですね。」

「だろ。逆に、条件分けで最適化するから、多くのAIが同じ動きをするようになる。周囲と同じ動きをしている投資家は儲かると思うか!?」

「儲からないですね。」

「だから、AI相手だと、投資がやり易くなるんだよ。AIは、設計者から与えられた条件でしか考えられないから、それの逆に行けば良いんだよ。」

「なるほど・・・・。」


よろずのが言わんとしていることは分かったが、イマイチ納得し切れない林野であった。




 

①勝負は、拙速を好む

 

②固まってはならない

 

10戦3勝7分を目指せ

 

④小損は大損の仇なり

 

⑤勝てると信ずるべし